しんゆり耳鼻咽喉科

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腫瘍

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耳鼻咽喉科領域の悪性腫瘍(がん)

癌は1980年代以降継続して日本人の死因トップで、およそ30%の方はがんで亡くなっています。また生涯、癌にかかる確率は2人に1人と言われています。 耳鼻咽喉科領域の悪性腫瘍は頭頸部癌と言われ、口腔癌(舌癌など)、咽頭癌、喉頭癌、鼻副鼻腔癌、唾液腺癌などが含まれます。頭頸部癌で命を落とす方や大きな機能障害を抱える方を一人でも減らせるよう、当院では取り組んでまいります。

早期発見の取り組み

癌治療に何よりも大切なのが、早期に発見し、早期に適切な治療を受けることです。だからといってリスクが低い人も含めて、やみくもに過剰な検査をする必要はありません。患者様の症状やリスクに応じて必要な検査を行います。一般に頭頸部癌のリスクは、酒とたばこです。特にお酒で顔が真っ赤になる(なっていたことがある)患者様が、アルコールを常飲すると咽頭癌の発癌リスクが高くなります。また食道癌の既往がある人も要注意です。その他にもたくさんのリスクファクターがあります。これらの患者様には、NBIという分光技術を使用した内視鏡で観察します。これまで早期発見が難しかった癌も、早い段階で発見できるようになってきました。NBI画像の診断は見慣れていないと難しいので、経験のある耳鼻咽喉科医の診察をお勧めします。
耳鼻咽喉科領域の癌が気になる方は是非お知らせください。

治療について
聖マリアンナ医科大学病院、癌研究会有明病院、国立がんセンターなどのハイボリュームセンターの信頼できる医師へご紹介いたします。 また、癌と診断された方や闘病中の方でも相談に乗りますのでお声掛けください。